姿勢矯正トレーニングの前と後
姿勢矯正メソッド トレーナーから
はじめましてトレーナーのアズマ フミです。
当教室の40代から80代まで生徒さんの約9割が側弯症の問題をお持ちです。『姿勢を良くしたい』『歩きやすくなりたい』など姿勢と動きの根本的な改善をお手伝いしています。
側弯症の姿勢では、反り腰・骨盤後傾・脚の長さの非対称・猫背・円背・巻き肩・O脚・内股・偏平足など他の姿勢の問題を合わせ持っているのが普通です。本来の骨格のカタチを保てる筋肉作りを行うことで、「血流が良くなる」「内臓機能が改善する」細胞レベルで変化が起こり、自然に「筋肉が増える」「関節の動きが良くなる」「動作がスムーズになる」「見た目が若くなる」など嬉しい変化の連鎖が起こります。
側弯症のために考案した専用器具とメソッド
当教室のメソッド(体軸トレーニング)は、側弯症改善のために生まれました。
側弯症改善のために開発した専用運動器具”あるくんボード”のトレーニングを主としています。いかに意味のあるトレーニングにできるかを考え、準備運動になる筋膜リリース、ストレッチ、上半身のトレーニングを姿勢に合わせて組み合わせて行います。
あるくんボードのトレーニング
あるくんボード自体は 「1.足の置く位置」「2.ボードの傾斜の加減」の運動負荷調節しかできませんが、使用者の体幹体軸の完成が進むにつれて運動負荷が上がって、トレーニング効果が上がります。
やさしく始めて、続けていくと運動効果が徐々に上がっていいきます。『リハビリから美脚まで』と謳っている理由はそのためです。
では、当教室のトレーニング1回のレッスンの前と後で、生徒さんがどう変わったかを紹介いたします。
姿勢矯正トレーニングの改善例
50代の側弯症 姿勢矯正ビフォーアフター
足首からわずかに前に傾いた姿勢。猫背と骨盤後傾があり、脚関節を屈曲させて歩く習慣があります。
脚関節の伸展と、骨盤後傾を改善し、猫背を解消して首が楽に頭を支えられる姿勢へと変化しました。
70代の側弯症 姿勢矯正ビフォーアフター
巻き肩に合わせて、背中を丸め骨盤後傾の姿勢から、背中が固まっていました。
背骨を生理的弯曲に近付け、骨盤の捻じれを改善して、背中が柔軟に動かせる状態に変わりました。
60代の側弯症 姿勢矯正ビフォーアフター
股関節から左に傾いた側弯症で、脚長差が大きく、左脚に負荷がかかり骨盤の歪みも目立っていました。
脚の非対称を改善して、骨盤の歪みをなおし大腰筋が働きやすい姿勢に、腰椎胸椎の弯曲も改善しました。
80代の側弯症 姿勢矯正ビフォーアフター
上体が右に大きく傾いた姿勢で、左股関節の筋肉で体を支える姿勢になっていました。
脚長差の改善と、左側に上がって傾いた骨盤を整え、右脚を使いやすく、腰椎胸椎をできるだけ起こし弯曲を改善しました。
70代の側弯症 姿勢矯正ビフォーアフター
仕事で骨盤を捻じって立つために、全身に捻じれが残って、下半身の捻れと合わせて上半身も捻じれて、固まった背骨で背中でした
全身の捻れをとって筋肉が対称に使えるように改善し、背骨を生理的弯曲に近付けました。