側弯症のために生まれたメソッド
側弯症メソッド トレーナーから
はじめましてトレーナーのアズマ フミです。
当教室の生徒さんのほとんどが脊柱側弯の問題をお持ちです。『姿勢を良くしたい』『歩きやすくなりたい』など姿勢と動きの根本的な改善をお手伝いしています。
側弯症の方は、背骨の歪み以外に、反り腰・骨盤後傾・脚の長さの非対称・猫背・円背・巻き肩・O脚・内股・偏平足など他にも姿勢の問題を合わせ持っているのが普通です。本来の骨格のカタチを保てる筋肉作りを行うことで、「血流が良くなる」「内臓機能が改善する」細胞レベルで変化が起こり、自然に「筋肉が増える」「関節の動きが良くなる」「動作がスムーズになる」「見た目が若くなる」など嬉しい変化の連鎖が起こります。
側弯症のために考案した専用器具とメソッド
当教室のメソッド(体軸トレーニング)は、側弯症改善のために生まれました。
側弯症改善のために開発した専用運動器具”あるくんボード”のトレーニングを主としています。トレーニングをいかに効果的にできるかを考え、準備運動になる筋膜リリース、ストレッチ、上半身のトレーニングを姿勢に合わせて組み合わせて行います。
あるくんボードのトレーニング
あるくんボード自体は 「1.足の置く位置」「2.ボードの傾斜の加減」の運動負荷調節しかできませんが、使用者の体幹体軸の完成が進むにつれて運動負荷が上がって、トレーニング効果が上がります。
やさしく始めて、続けていくと運動効果が徐々に上がっていいきます。『リハビリから美脚まで』と謳っている理由はそのためです。
高齢者側弯症や重度側弯症にも
当教室には、側弯症重度で病院では取り合ってもらえない方や、整体やジムトレーニングで効果がでなかった方、体の歪みで転倒不安を感じて来られる方などいろいろです。個々の問題に合わせて、姿勢改善を進めながら同時進行で歩き方改善も行っています。
側弯症メソッドの効果
側弯症トレーニングの改善例
日本初の側弯症メソッドの効果、生徒さんのビフォーアフターを紹介いたします。
(筋力低下が著しい時や骨格の歪みを長期放置されていた時、また、仕事等で現在進行形で歪みを強める生活習慣のある方は、改善するのに期間がかかります)
50代の側弯症 姿勢矯正ビフォーアフター
長期に放置された側弯症で、骨盤の歪みと脚長差が進み、背骨が右側に倒れて沈んでいました。筋肉や関節の硬化の進行が、全身で考えられる状態でした。脚長差や骨盤の歪みの改善と合わせ背骨の動きと非対称改善で、筋肉の柔軟性を取り戻しつつあります。
70代の側弯症 姿勢矯正ビフォーアフター
仕事の習慣から捻じれを蓄積した、傾いた骨盤に脚長差があり、転倒不安を感じるまでになっていました。下半身に連動して歪んだ上半身が、腰痛や肩の痛みの原因になっていました。
脚長差と骨盤の歪み改善と合わせ、固まっていた背中の柔軟性を取り戻せました。
80代の側弯症 姿勢矯正ビフォーアフター
頸椎から胸椎下部まで右に凸の弯曲の影響で、左股関節に筋肉の張りや胃腸の圧迫感や背中痛などを感じておられました。足腰の安定を図りつつ、背骨の弯曲を改善中です。
症状は、背骨の弯曲改善に伴って、変化しながらも徐々におさまっていっています。
70代の側弯症 姿勢矯正ビフォーアフター
側弯症の右に凸の腰部後弯症で、円背と膝屈曲の姿勢でした。腰の圧迫や張り痛みがあり、息切れもしやすい状態でした。頸椎、胸椎から腰椎に溜まった捻じれを、骨盤後傾改善と合わせて解しました。背骨の捻れ弯曲の発生を抑えられるように、足腰を対称に強化中です。