骨格の歪みでできる角度は、年々強くなっていきます。「少し猫背なだけ！」と、思っていたのにいつのまにか・・・。
姿勢矯正することのメリットは、歩きやすさ以外にも、こんなにたくさんあります。
〈YouTube動画の補足〉
弱いところを補って使うこと（代償動作）は、人間にとって必要な本能のようなものです。
でも、そのまま使い続けることで本来の使い方ができなくなります。骨格が本来の正しいカタチで使えると、「動きやすい」「筋肉を維持しやすい」「関節に負担を与えない」等、たくさんの利点があります。
歪んだ姿勢で関節がつらい、歩く力が低下していて自信がない、そんな方も大丈夫！骨格を本来のカタチに整えて、運動することで、筋肉が付きやすく姿勢矯正・歩き方矯正がスムーズになります。
・背骨の生理的弯曲と、それを支える土台の足腰づくりは、世代に関係なく重要です。教室では、年齢や筋力レベルに違いがあっても、皆さんに体軸の完成を目指したトレーニングをしていただいています。
・痛みに関する考え方が違います。病院は、痛みや症状をなくすことを、最優先にしています。教室では、歪みがあるのに痛みやしびれを感じていないことの方が問題と考えています。骨格が整うことで、張りや痛みが取れることを目指しています。
・油圧式トレーニングマシンやダンベルなど負荷を与えて行うトレーニングは、体幹を止めて行います。教室では、負荷は自重のみで、左右前後に動かすことで体幹、体軸を強化します。
・教室では、強い圧でグイグイ押したり、ボキボキ鳴らしたりすることはありません。全て自重を利用して解していきます。
・教室で行う整体は、運動の前に筋肉の可動域を正常に近付けるために行います。骨格が整うだけでなく、全身の筋肉バランスが整うことを目的としています。
・教室で行っているのは、筋膜連動でつながる足裏から脳天までのアナトミー・トレインが意識できるまでの体軸作りです。
・垂直の座位トレーニングで脊柱をたわませること、垂直の立位トレーニングで全身をたわませるトレーニングがメインで、過剰に体をひねったり反らしたりしません。柔軟性がなくて運動が苦手な方、シニアにも行っていただけます。
前屈みの不安定で頼りない歩き方だった８０代生徒さんが、こんなに変わりました！
姿勢が悪くなると、まず筋肉に張りや凝りや痛みが起こります。でも、放置して慢性化すると感じなくなってしまいます。「痛みがないからいいか」と放置すると、姿勢の悪化は進行します。
進行して、次に起こる痛みは、神経痛、関節炎、圧迫骨折、脊柱管狭窄などなど問題が大きくなってからです。
早い段階での、張り凝り痛みは、体が歪んで起こる体からのサインです。サインが自覚できる力があってこそ、体を正常に保とうとする意識につながります。
少し歩きにくい体の動きが悪くなったと感じるくらいで、しっかりメンテナンスしていきましょう！
歩けなくなる不安を考えて送る毎日より、若くなって「明日は、どこへ行こうか？」「今度は、何をしようか？」ワクワクしながら長生きしましょう。
反り腰に大きな猫背が重なる姿勢は、上半身が後にいくとスウェイバック姿勢になり足に力が入りにくい原因に、上半身が前にいくと股関節に負荷がかかって変形性股関節症に進みやすくなります。循環が悪く代謝が落ちるので、むくみの解消にも反り腰改善と一緒に背骨の弯曲を伸ばして柔軟な背中を目指しましょう！
頸椎、胸椎、腰椎のバランスを改善し脊柱の生理的弯曲を目指すことで、腹筋や殿筋が使いやすくなります。平行して、骨盤を起こして脚関節を伸ばして使えるようになることで、全身で筋肉バランス改善が可能になります。
肩に現れる問題は、問題がどこから発生しているか確認して改善しましょう。足腰に歪みが出ているままでは、肩だけを見ていても改善しません！腰椎、胸椎の柔軟性も見直しましょう。
歪みをそのままにして過ごすと、脚長差を大きくしてしまいます。支える脚、前に出す脚といった役割分担が顕著になっていきます。
脚の長さが違うようになっても、骨格の歪みを改善、押しつぶされた関節の筋力アップ、脚の使い方の左右差を無くしていくことで脚長差は整います。脚の非対称が進む前に、首や肩、骨盤の歪みを感じたら早めに直しましょう！
側弯症をチェックするポイントは、立位の後と横からの形に加えて、腰・背中・肩のラインの凸凹や非対称を確認しましょう。服の首周り隙間、縫い目やシワの非対称なども比較すると改善しているかどうかの参考になります。
通常プログラムは、１回３０分、週２回月８回の姿勢矯正、歩き方矯正です。
姿勢が悪い時や、筋力低下が進んでいる時は、ご自宅でのトレーニングが正しくしているつもりで、角度などが正しくできない時期があります。
週２回のマンツーマントレーニングが、筋力強化と姿勢改善が効率的でおすすめです。
現状の横からと後からの姿勢を見て、運動の課題を見つけます。
姿勢分析と現状の筋力を考慮して、運動の負荷と期間の目安や運動の順番やレベルアップの時期などをご提案します。
姿勢の悪化で、バラバラで使えなくなった全身を整え、アナトミー・トレインの筋膜のつながりに沿って、無理のない自然な筋力作りです。
姿勢の土台作りと全身のバランス強化が、筋肉量や運動不安の度合いに合わせ、段階的なレベルアップが可能です！
